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美しいものだけを見ていたい。

ヲタク只今充電中!

加藤シゲアキが小説家として渋谷サーガにこめた熱量をファンの熱量を持って語る。

加藤成亮加藤シゲアキと改名する。
小説家としてデビューする。
そんな一報が入ったのは11月の頃だったか。
NEWSの進退が危ぶまれる中、初めて動いてくれたシゲが、ファンとして嬉しかったのを覚えている。


その一方で所謂文化系女子のはしくれである私は、書けるのか?という思いがあった。確かに吾輩はシゲである(通称シゲ猫)*1や、青い独り言*2で綴られるシゲの文章は面白かった。しかし、小説は違う。少ない文字数で、自分の周りのことや、自分のことをおもしろおかしく書けばいいブログやエッセイ。しかもファンしか見てないようなものしか書いたことのない加藤シゲアキに、一体どんな物語がかけるのであろうか?

不安と期待に胸をふくらませたあの日からもう3年がたとうとしている。

処女作からの三部作渋谷サーガ。決して早いとは言えないペースだが、着実に加藤シゲアキは小説家として進んでいた。

ピンクとグレー

ピンクとグレー

閃光スクランブル

閃光スクランブル


あの日の不安はいつの間にか、もう一作書けるのか?面白いのか?そんな不安に変わっていった。

渋谷サーガへの熱量に応へて

処女作ピンクとグレーを読んだ時の率直な感想は

加藤シゲアキは本気だった。』

だ。加藤自身の身を削って書いた作品だった。スッキリしない読了後の感覚も、ネガティブで脱力感に満ちた主人公も、栄光やスターダムへの羨望も、すべてが加藤自身だった。それだけでない、加藤が見てきた『もの』すべてが集約されているそんな気がした。この物語は、リバーフェニックスやカートコバーンという世界的有名人の名前が出てくる、彼らもスターダムへ駆け上がりそんな自分と自問自答し、そして、若くして命を落とした。加藤が見てきた芸能界は、もしかしたらそんなものの集まりなのかもしれない。いつの間にか自分の作りたいものに対して情熱を燃やすことを諦め、自ら自分の魂を殺してしまう。加藤の目にはそう映っていたのではないだろうか?そして、加藤にとって小説とはそんな世界への反抗ではないだろうか?


『お前の魅力ってなんだ?』


そう聞かれたとき、加藤はペンを持った。その日、彼は自分のモノを作れない世界で、自分の分身を作ることを始めた。ピンクとグレーも閃光スクランブルもBurn.も彼自身だ。


ただ、本気の度合いが薄れてきているようにも感じる。


燃やせよ!魂よ。徳さんに変わりそう言いたくなる。
お前の世界はもうモノクロなんかでは無いだろう?そう語りかけたくなる。



渋谷のど真ん中。スクランブル交差点。大きなビジョン。加藤シゲアキは1人渋谷の不特定多数の人に語りかけている。


アイドルとしてではなく、小説家として。




そんな未来を夢みて

*1:Johnny'sWebでの期間限定ブログ

*2:Myojoで行われていた連載