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美しいものだけを見ていたい。

ヲタク只今充電中!

おかえり、あまちゃん 第2週

知らぬ間にあまちゃんは第2週へ。そして終わってしまいました。この週のテーマわたしが勝手につけさせていただくと


無常感


です。

何も変わらない田舎に呆れて出て行く人もいる。けれど帰ってくるんですよ。みんな。


かつ枝さんの

「みんないろいろあって今日があるの」


というセリフが心に突き刺さりました。


田舎だって決して変わらないわけじゃない。過疎、高齢化、そして一人一人の人生。変わって生きていくんです。そしてそれがわからない人は、どこにも属せない。変わらないようで変わっていく人生を愛せない人はどこにも属せない。


そう、春子とヒロシはまだそのことに気づいてないんでしょうね。

そしてユイちゃんもアキちゃんもその一人だと思います。かつて春子さんが、変わらない田舎を嫌い、都会に憧れたようにユイちゃんは都会に憧れ、アキちゃんは田舎に憧れを持ちました。


そして2人は憧れの世界を知るお互いに憧れを持つようになります。だからこそ親友になれたのかな?



無常感といえば『時の流れ』もそうですね。

ナレーションの宮本信子さんが、度々口にした『夏休みももう終わりです』の言葉。そうです。時は無情にも流れます。夏休みはずっとは続きません。楽しかった北三陸の日々も終わりを告げます。

時の流れとは無情ですね。


あまちゃんを見ていると思います。未来を知っているからでしょうか?憧れも、努力も、物語の中のなにもかもが時の流れには逆らえないのです。そういえば、ごめんね青春でも『青春の終わり』を描いていた宮藤官九郎さん。彼の物語は無常感であふれていますね。


三陸でどんどん強くなっていくアキちゃん。


お父さんが来て、逃げ道の海に飛び込んでいたアキちゃん。しかし、最後はしっかりと向き合いました。

勉さんの坑道で、


「東京さ帰りたくねー」


と叫ぶシーンには思わず涙が……



ママには言えないんですよ。帰りたくないとは。



そんな優しいアキちゃんの心の声を聞いてあげる春子さんもまた、故郷・北三陸で変わったのだと感じました。たぶん東京にいた頃の春子さんならそうはしなかったと思います。



あまちゃんの時の流れは、これからどんどん色んな人を変えていきます。アキちゃんが変えていくんです。でも、でも。時の流れは無情に全てを奪っていくことがある。時を止めることはできないんです。宮藤官九郎作品はどんどん進んでいくんです。



あまちゃんの時間が取ればいいのに。



そう思ってしまいます。



おわり。